映画を観る前に読む派？それとも観た後に読む派？
どちらでも楽しめる、2025年に映画化される原作小説を厳選してご紹介します。
今回は、アニメ・漫画・ゲーム原作を除いた文芸・ミステリー・ヒューマンドラマを中心に14作品を厳選しました。
もちろん映画を観なくても小説単体で楽しめる作品ばかりです。
小説選びの参考にして下さい。
- 映画『君の顔では泣けない』の原作小説｜君嶋彼方の入れ替わりドラマ
- 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の原案本｜田部井淳子の挑戦
- 映画『盤上の向日葵』の原作小説｜柚月裕子の傑作ミステリー
- 映画『爆弾』の原作小説｜呉勝浩の極限サスペンスを先取り
- 映画『宝島』の原作小説｜真藤順丈の直木賞受賞作を読む
- 映画『風のマジム』の原作小説｜原田マハの沖縄ラム酒奮闘記
- 映画『この夏の星を見る』の原作小説｜辻村深月の青春と再生の物語
- 映画『国宝』の原作小説｜吉田修一が描く歌舞伎と男の美学
- 映画『ブラック・ショーマン』の原作小説｜東野圭吾のマジックミステリー
- 映画『近畿地方のある場所について』の原作小説｜背筋が描く都市伝説系ホラー
- 映画『おいしくて泣くとき』の原作小説｜森沢明夫の感動作品
- 映画『少年と犬』の原作小説｜馳星周の直木賞作が胸を打つ
- 映画『室町無頼』の原作小説｜垣根涼介が描くアウトロー時代劇
- 映画『敵』の原作小説｜筒井康隆の風刺が光る作品
- まとめ
映画『君の顔では泣けない』の原作小説｜君嶋彼方の入れ替わりドラマ
映画公開：2025年11月14日
キャスト：芳根京子、高橋海人
高校生の男女がプールで心と体が入れ替わり、そのまま15年間を過ごす異色ストーリー。
15年間分の人生経験を重ねた主人公たちを、原作で最初に味わっておく価値大。
🔸こんな人におすすめ
青春＋ファンタジー＋ヒューマンドラマが好きな人
心と体の入れ替わりモノが好き
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の原案本｜田部井淳子の挑戦
映画原案：2025年10月31日
キャスト：吉永小百合、のん
女性初のエベレスト登頂に挑んだ田部井淳子さんの実話エッセイ。吉永小百合主演で生き様を描く映画の、原案としての深みがあります。
🔸こんな人におすすめ
実話・女性ノンフィクションが好きな人
挑戦や人生の浮き沈みに勇気をもらいたい人
登山・冒険ストーリーに興味がある人
映画『盤上の向日葵』の原作小説｜柚月裕子の傑作ミステリー
映画公開：2025年10月31日
キャスト：坂口健太郎、渡辺謙
将棋界を背景に、山中で発見された白骨死体と、その謎をめぐる若手棋士と真剣師の因縁を描くヒューマンミステリー。将棋に詳しくない人でも引き込まれる力作です。
🔸こんな人におすすめ
ミステリー好きで“謎＋人間ドラマ”を読みたい人
心に重みが残る物語を求める人
映画『爆弾』の原作小説｜呉勝浩の極限サスペンスを先取り
映画公開：2025年10月31日
キャスト：山田裕貴、佐藤二朗
「あと3つ爆弾を仕掛けた」と告げる謎の男と、それを追う刑事の心理戦。東京を舞台に緊張感が張り詰める一日を描いたサスペンス。
🔸こんな人におすすめ
ミステリーやサスペンスが好き
一気読みする緊張感が好き
映画『宝島』の原作小説｜真藤順丈の直木賞受賞作を読む
映画公開：2025年9月19日
キャスト：妻夫木聡、広瀬すず
舞台は戦後の沖縄。反米運動や密輸、暴力と理想の狭間で揺れる若者たちの壮絶な生き様を描いた、直木賞受賞作品です。
🔸こんな人におすすめ
社会派・歴史小説に興味がある
重厚な人間ドラマを読みたい
直木賞受賞作を読破したい
映画『風のマジム』の原作小説｜原田マハの沖縄ラム酒奮闘記
映画公開：2025年9月12日
キャスト：伊藤沙莉、染谷将太
平凡な派遣社員の女性が、沖縄の地でラム酒造りに挑む実話ベースのストーリー。
やりたいことが分からない人、自分を変えたい人に勇気を与えてくれる一冊です。軽快で読みやすく、前向きな気持ちになれます。
🔸こんな人におすすめ
お仕事小説や挑戦ストーリーが好き
沖縄や南国の雰囲気が好き
元気が欲しいときに読みたい
映画『この夏の星を見る』の原作小説｜辻村深月の青春と再生の物語
映画公開：2025年7月4日
キャスト：桜田ひより
コロナ禍により離ればなれになった高校生たちが、オンラインで「同じ星を一緒に見る」ことを目指す青春群像劇。
リモート授業、チャット、天体観測。現代の高校生ならではの感覚と悩みが丁寧に描かれ、読むほどに切なく、爽やかな感動が広がります。
🔸こんな人におすすめ
青春小説が好き
現代的なテーマに共感したい
辻村深月作品が好き
映画『国宝』の原作小説｜吉田修一が描く歌舞伎と男の美学
映画公開：2025年6月6日
キャスト：吉沢亮、横浜流星
歌舞伎界を舞台にした大河芸道小説。任侠の家に生まれた少年が稀代の女形となり、ライバルや師匠との葛藤をへて“国宝”となっていく姿を描く。登場人物の心や伝統芸の深さが丁寧に描写され、読むほどに世界観に没入できます。
🔸こんな人におすすめ
歌舞伎や伝統芸能に興味がある
吉田修一の作品が好きな人
映画『ブラック・ショーマン』の原作小説｜東野圭吾のマジックミステリー
映画公開：2025年9月12日
キャスト：福山雅治、有村架純
超一流マジシャンが“手品のように”事件を解く本格ミステリー。
小説の緻密な謎とトリックは、映画化前に読んでおくと比較できるかも。
🔸こんな人におすすめ
精巧なトリックと心理戦が好きな方
東野圭吾＆福山雅治ファン
映画『近畿地方のある場所について』の原作小説｜背筋が描く都市伝説系ホラー
映画公開：2025年8月8日
キャスト：菅野美穂、赤楚衛二
関西の心霊スポットや都市伝説を扱ったモキュメンタリー風ホラー小説。
🔸こんな人におすすめ
ホラー・都市伝説が好きな人
心理的恐怖や不安をじわじわ味わいたい人
映画『おいしくて泣くとき』の原作小説｜森沢明夫の感動作品
映画公開：2025年4月4日
キャスト：長尾謙杜、當真あみ
決して色褪せることのない人生の「美味しい奇跡」を描いた希望の物語。
🔸こんな人におすすめ
読後感が温かい小説を探している
グルメ×ヒューマンドラマが好き
映画『少年と犬』の原作小説｜馳星周の直木賞作が胸を打つ
映画公開：2025年3月20日
キャスト：高橋文哉、西野七瀬
震災後の東北で、一匹の犬が各地を転々としながら、さまざまな人々と出会う連作短編。
犬の視点を通して、人間の孤独や希望が浮かび上がる。涙なくしては読めない一冊です。
🔸こんな人におすすめ
感動系の物語に弱い
動物との絆に心を動かされる
優しいけれど強い物語を読みたい
映画『室町無頼』の原作小説｜垣根涼介が描くアウトロー時代劇
映画公開：2025年1月17日
キャスト：大泉洋、長尾謙杜
応仁の乱前夜。暴力と混沌が支配する室町時代を舞台に、アウトローな男たちが世を変えようとする姿を描く歴史冒険小説。
🔸こんな人におすすめ
歴史小説に挑戦したい
エンタメ要素の強い時代劇が好き
👉原作小説はこちら（室町無頼）
映画『敵』の原作小説｜筒井康隆の風刺が光る作品
映画公開：2025年1月17日
キャスト：長塚京三、瀧内公美
筒井康隆1998年の作品。筒井ワールド全開の楽しめる作品。
🔸こんな人におすすめ
筒井康隆の作風が好き
まとめ
小説が映画化されると聞くと気になりますよね。初めて聞く作品タイトルだったり、人気の作品だったりします。
映画を見た方は、原作小説との違いを、映画を見ていない方は、小説そのものの面白さを楽しんみてはいかがでしょうか？
読んでみたい小説選びの参考にして下さい。
👇映画化された小説一覧はこちらにまとめています。
👇ミステリー小説を探しているならこちらを参考にして下さい
👇文芸小説も探しているならこちらを参考にして下さい
👇歴史小説もお好きならこちらも参考にして下さい
👇大人にこそ読んでほしいファンタジー小説はこちらを参考にして下さい
👇60代で初めて読むのも悪くない作品